きぬた地区社会福祉協議会「ひとり暮らし高齢者交流会」に参加しました!
まず、「きぬた地区社会福祉協議会」って、何のこと?と、思う方もいらっしゃるかと。
「社協」と略されることも多いこの組織は、全国、都道府県、市区町村単位に存在します。
世田谷区には、「法人組織」である「世田谷区社会福祉協議会」があります。法人は独自でさまざまな事業を展開していますが、「住民組織」として、各まちづくりセンター管内ごとに「〇〇地区社会福祉協議会」が設置され、法人と住民組織が連携をして活動をしています。
「社協」とは「地域福祉を担う組織」のことです。
何か分かりにくいですよね~
う~んと、具体的に言うと、高齢者や障害をお持ちの方、生活困窮者やひとり親家庭など、さまざまな事情を抱えている人たちが地域で安全に暮らせるように支援をする組織、みたいなことになりますね。
ときどき勘違いをしている方もいらっしゃるようですが、「世田谷区社協」という名称ですが「社会福祉法人」なので、働いている方々は世田谷区の職員(公務員)ではありません。
私たちの住む砧地区(砧、大蔵、岡本、砧公園)には「きぬた地区社協」があります。
「住民の組織」ですが、事務局を世田谷区社会福祉協議会砧地域事務所が担っています。
「きぬた地区社協」には、町会・自治会、民生児童委員などから委員が出ていて、高齢者や子育て世代に向けたさまざまな事業を企画し実施をしています。
そのうちの「高齢者交流促進事業」のひとつが、今回の「ひとり暮らし高齢者交流会」なのです。
「ひとり暮らし高齢者交流会」は文字通り「ひとり暮らし」の70歳以上の方が対象で、ふだんなかなか遠くまで観光等に行かれない方に民生児童委員が声をかけ、バス旅行(交流会)にお誘いします。
バスに乗って日帰り小旅行に出かけ、参加者同士が交流をすることが目的です。
実際に「はじめまして」の方どうしでも、バスでお隣の席になったり、昼食で同じテーブルになったりして、お話が弾んでいるようすを良くおみかけします。
今回の「ひとり暮らし高齢者交流会」は「箱根・小田原方面」へのお出かけでした。
11月8日(水)午前8時に、バスは成育医療研究センター前を出発しました🚌
「きぬた地区社会福祉協議会」の会長をつとめている我が砧町町会の長島会長をはじめ、高齢者の皆さまのサポートをさせていただくために数名の民生児童委員も同行いたしました。
写真はすべて長島会長が撮ったものです。
11月8日(水)はお天気にも恵まれ、自然あふれる「神奈川県立恩賜箱根公園」は本当に素晴らしかったそうです。
その後は、静謐なたたずまいの「箱根神社」「九頭龍神社」に参拝です。
おいしいお昼ごはんのあとは、なんと「大涌谷」にも足を伸ばしたそうです。
参加者の皆さまは、美しい風景と、おいしいお食事、そして楽しい会話を堪能され、午後5時には成育医療研究センター前に無事に到着しました🚌
この事業は、参加対象者への声がけを民生児童委員が担っています。
しかしながら、民生児童委員といっても、受け持ち地域のすべての高齢者のことを完全に把握しているわけではなく、「こんな事業があるならぜひ参加したいのに」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そのようなときは、どうぞ「社会福祉協議会砧地区事務局」にお電話をください。
次回の「ひとり暮らし高齢者交流会」のときに、担当の民生児童委員からお声がけをさせていただきます。
今回は「社協」について少し説明をさせていただきましたが、肝心な資金源のことなどは、またの機会に触れさせていただきますね。
社会福祉協議会砧地区事務局 080-9418-7736