活動報告

令和6年度「世田谷区・第三消防方面合同総合水防訓練」を見学しました🚒

たしか昨年は、そろそろ「梅雨入り」していたような🐸

今年は「梅雨入り」も「梅雨明け」も遅くなる、という予報が出ていますが、本日、6月9日(日)は、ああ、もうすぐ梅雨入りなんだなぁ、と感じさせるような空模様です☁

6月の「青色回転灯パトロール」は6月7日(金)の午後6時より3名で実施!同日午後8時からは「無線機ロールコール訓練」を実施!この夜は9名の参加でした!なかなかいい成績👌

さて、今年も6月8日(土)に喜多見の警視庁白バイ訓練所にて「世田谷区・第三消防方面合同総合水防訓練」が行われました。

砧町町会からは長島会長が「水防訓練」の見学に行ってまいりました。

来賓テントには、東急電鉄や国土交通省など、さまざまなお立場の方がお見えになっていました☺
水陸両用車の展示もありました。車の横に立つのは、我らが成城消防団の山﨑団長です☺

都内では毎年のように、梅雨前線の停滞や台風による河川の増水、土砂崩れが発生しています。

また、近年の水害の特長である「ゲリラ豪雨」による都市型水害(道路冠水、地下への浸水)の被害も多発しています。

すごい!かっこいい二輪ですね✨「情報収集」のために活動するそうです。
この日はまるで真夏のような太陽が照りつけていました🌞

この「水防訓練」は、まだ記憶に新しい令和元年10月の台風19号による「水災」を教訓に、住民による初動対応要領を確認し地域防災力を向上させること、また、消防および関係機関の連携により「水災」への対応能力を強化することを目的として実施されています。

青空のなか、情報収集のためにドローンが飛んでいます☺

訓練の内容は多岐にわたりました。

<訓練の想定>

台風による集中豪雨で河川が氾濫する危険が発生。各地で道路冠水や家屋・地下駅構内への浸水、土砂による家屋の倒壊が発生したと想定。

〇住民や駅関係者等により自主的な浸水防止工法を実施する。

これから「マンホール噴出防止工法」が行われます👀
鉄板を円筒形に組み立て、周りに土のうを積み上げ、マンホールからの漏水を防ぎます。

〇消防および関係機関が連携して、越水危険の生じた河川における各種水防工法を実施する。

「鋼板防護工法」です。鋼板を地中に打ち込み、土砂で固定された支柱で柵を作り、越水を防止する工法です。
「タイガーダム」(連結式水のう工法)です。チューブに水を注入して強靭なダムを形成します。
さまざまな工法をご覧になる来賓の皆様です☺

〇消防および関係機関が連携して浸水家屋からの救助活動を行う。

これから浸水した家屋からの救助活動が始まります。
屋根を慎重に切り取って、取り残された人を救出します。
無事に救出し、担架に乗せて固定しました。
はしご車に乗せて無事に救急隊に渡すことができました。

今年も第三消防方面(目黒、世田谷、玉川、成城、渋谷)の各消防署と消防団、国土交通省等が連携して、大規模な「水防訓練」となりました。

第三消防方面の消防署、消防団が揃いました。素晴らしい姿勢です✨

あってはならない「水災」ですが、相手は「自然」ですので、あらがうことができない面も多々あります。

浸水家屋から取り残された人を救出するという緊迫した訓練内容でした。

しかし、そのような状況下でも、日頃から大雨の情報を収集し、浸水防止のための準備をし、避難をするときのために避難所を確認しておくことなどは私たちにもできそうですよね。

「そなえよ、つねに」を、心に刻みたいと思います。