砧村散歩~砧の昔の子どもたち(女の子編)
砧村散歩では、この町の良いところや、砧村の昔のお話などを掲載しています。
今回は「砧の昔の子どもたち~女の子編」です。
ゴールデンウィークも今日を入れてあと2日となりました。日中は初夏のような陽気が続き、木々の緑もだんだん濃くなってきました。三峯神社のもみじは、ピンク色のプロペラを付けました。龍の手水舎には、講中世話人によりバラの花が浮かべられています。
さて、先日は「こどもの日」にちなんで、砧の昔の男の子たちのようすをご紹介しました。今回は「女の子編」です。女性は結婚などで地元を離れる方が多いので、「砧の昔の話を聞かせて!」とお願いするのは、どうしても男性中心になってしまいます。山野小学校3年生の授業「大好き!砧のまち」のゲストティーチャーも、今まで男性がほとんどでした。
令和2年8月、砧地区のミニコミ紙「砧のひびき」で、「昔の砧の女の子たち」のことを掲載しました。これは「砧むらおばちゃん会議」代表の大海さんが、活動にお見えになる高齢者のご婦人のなかに「砧育ち」の方がいらして、その方々からお話を伺って記事にまとめてくださったものです。当時87歳のお二人からのお話は、「砂利道の水道道路を30分以上かけて砧小学校に通った」「クラスは、男組・女組・男女いっしょの組の3クラスで、組み分けは学校に行ったら決まっていた」などなど、興味深いものばかりでした。
当時は兄弟姉妹がたくさんの時代。学校から帰ると子守りを頼まれ、いつも幼い弟・妹をおんぶして遊びに行っていたそうです。室内での遊びは、お手玉・おはじき・おままごと(女の子の三大遊び‼)でした。お手玉は母がくれた端切れで自分で作り、巾着袋に入れて大切にしていたそうです。ガラスのおはじきは持っていなかったので、みんなでおはじきになる平らで丸い石を探して、洗ってお日さまに干して使っていたそうですよ。
夏の思い出は、多摩川での水泳だそうです。(現在は遊泳禁止です)川の水が澄んでいて、泳ぐというより水遊びだったそうですが、本当に楽しかった!ということです。砧小学校からは、みんなで歩いて宇奈根に行き泳いだそうですよ。夏休みは家族で多摩川に遊びにでかけたそうです。いいですね~
大海さんのすてきな文章で、さらに詳しく「砧の昔の女の子たち」のようすをお読みください。