砧村散歩~砧の昔の子どもたち(男の子編)
砧村散歩では、この町の良いところや、砧村の昔のお話などを掲載しています。
今回は「砧の昔の子どもたち~男の子編」です。
風薫る季節、皐月5月となりました。昨年に続き、このゴールデンウィークも、ひたすら我慢のときとなりました。しかし、この世界は未知なる事柄にあふれています。ご近所を散策したり、書物に目を通したり…新たな出会い、ときめく発見が、皆さまにありますように。
さて、5月5日は「こどもの日」です。ここまで子どもが成長したことを喜び、感謝し、この先も健やかに育ってほしい、という願いを込めて過ごしたいですね。今回の砧村散歩では「こどもの日」にちなんで、砧の昔の子どもたちのようすをご紹介したいと思います。
我が町砧にある「山野小学校」は、今年で開校58周年です。それまでは、昔の山野(さんや)の子どもたちの多くは「砧小学校」に通っていました。毎年5月にはNHK技術研究所のグラウンドで、「砧小学校」と「祖師谷小学校」対抗の少年野球大会があったそうです。この大会に出場することが、当時の少年たちの憧れでした。また、「三峯神社のお祭り」は、子どもたちにとって年に一度の心躍る日。子ども神輿に群がって遊んだり、いただいたお小遣いを握りしめお店を楽しんだり。夢のような一日だったそうですよ。
昔の子どもたちは、自分たちで遊ぶものは、基本「手作り」でした。男の子はみんなマイナイフを持っていて、けん玉なども竹を割って自分で作りました。そのような遊びや、おもちゃの作り方は「近所のお兄さん」が教えてくれたそうですよ。そういうのって、いいですよね。
ほかにも、「おとり」を使ってトンボを捕らえるお話や、竹林での「空中散歩」などなど、竹内秀雄さんによる、少年時代の砧の楽しい思い出話がいっぱいです。下のPDFをクリックしてぜひお読みください。次回は「砧の昔の子どもたち~女の子編」です。
砧のひびき141号耳をすませば砧の音~砧の昔の子どもたち・男の子編~