Happy Birthday!!山野小学校🎊
6月26日(月)、世田谷区立山野小学校は開校60周年を迎えました🎉
山野小学校は、昭和38年9月「世田谷区立砧小学校分校」として開校し、そののち昭和39年4月に「世田谷区立山野小学校」の名称で設立開校となりました。
「開校記念日」は、昭和38年6月26日に「第一期校舎が落成した」ことから、この日に決められました。
開校当時は、新しい校舎はできたものの、校庭には葦が生え、小川が流れていたそうです。
校庭の整備には世田谷区、そして地域の方々の多大な協力がありました。
そのひとつが、駒沢競技場を作る際に掘った土を校庭整備に使い、さらにはその土で「山野の山」が作られたことです。
山野小学校といえば、「山野の山」と「第二校庭」ですよね。
「第二校庭」も、児童数が増え続けて校庭が手狭になってきたことを受け、当時のPTA役員の皆さまが世田谷区に掛け合って、土地提供者の方々にご理解をいただき、誕生したものだと聞いております。
山野小学校は、本当に「地域の学校」なのですね。
そして、現在は新校舎になって6年目。児童数1100名の、世田谷一の大規模校となりました。
開校60周年を迎えるにあたり、学校・PTA・地域により「開校60周年実行委員会」が組織され、砧町町会からもたくさんのメンバーが実行委員として活動をしています。
開校60周年の年が、子どもたちにとって心に残るものになるように、さまざまな企画をしています。
6月26日(月)は、午前中には学校行事として「開校60周年記念児童集会」が体育館で行われ、各学年ごとに「お祝いの気持ち」「嬉しい気持ち」「感謝の気持ち」を多種多様なパフォーマンスで表現していました。
午後からは開校60周年実行委員会による「バルーンリリース」が、全校児童の参加で盛大に行われました。
バルーンリリースの企画・運営は山野小学校PTAが担い、関係各所への実施概要の説明や行事に関わる保険契約などには、砧町町会の面々も協力をさせていただきました。
そんな多くの大人たちが見守るなか、梅雨どきにもかかわらず何とか「くもり」となり、子どもたちの熱気があふれる校庭から、色あざやかな風船がどんどん空にあがっていきました🎈
子どもたちの、先生方の、実行委員の歓声と笑顔が広がりました🥰
私は子どもたちの中にいたのですが、風船が小さくなっていく空を見上げていたある男の子が言いました。「シャボン玉みたいだねぇ」
うん。そうかもしれないね。消えはしないけれど、どんどん見えなくなっていくね。
男の子が歌う「♪シャボンだま とんだ やねまで とんだ やねまで とんで こわれて きえた♪」を聞きながら、嬉しいのだけれど、少し悲しいのかなぁ、と、もう風船が見えなくなった空を見て思いました。
子どもたちは口々に「けっこう良かったね!」「うん!きれいだったよね!!」と言っていました。
なかなかこれだけの規模のバルーンリリースを行う機会はないかと思います。
「今日のこと、覚えていてね」
風船がどんどんあがっていき、そして消えていった今日の空を、ずっとずっと心にとめておいてくれると嬉しいです。
今日のバルーンリリースの写真は、砧町町会の役員のみんなが撮ってくれました。
そしてここでは紹介できなかったのですが、校庭から、そして砧の町の建物の屋上から、バルーンリリースを撮ってくれた仲間もいます。
みんなに感謝です!!