「冬の夜回り~火の用心」~山野(さんや)を進む夜回り隊
3月1日(金)から3月7日(木)までの7日間、「春の火災予防運動」が行われています。
砧町町会では「春の火災予防運動」の最終日である3月7日(木)に、防火防災を呼びかける「夜回り」を実施いたしました。
空気の乾燥が続き、火災が発生しやすい時季です。
火の始末をきちんとすることや就寝前に火の元を確認することで、多くの火災を防ぐことができます。
昔から「夜回り」では必ず言われていた「マッチ一本 火事のもと」というフレーズもみんなで唱和します。
実は一昨年に「夜回り」を始めるにあたって、この「マッチ一本 火事のもと」は要らないんじゃないか、という話になりました。
というのは、近年ではマッチを常備しているご家庭が少なくなり、子どもたちのなかには「マッチ」を見たこともない子どももいること。
そうすると「マッチ」の擦り方もわからない子どもも多いということになります。
それなのに「マッチ一本」と呼びかけるのは、どうなんだろうか??
あれこれ意見を出しあって検討してみましたが、結局、「マッチ」があまり使われなくなったとしても、昔ながらの「マッチ一本 火事のもと」というフレーズは、変えないで守り続けていくことにいたしました。
今夜は7名の役員が午後8時に町会事務所に集まりました。
拍子木を3組、青色誘導灯を4本持って、夜の山野(さんや)を回りました。
途中、多くの方々がカーテンを開けたり、窓を開けたりしてこちらに手を振ってくださる場面がありました。
「こんばんは~」「お騒がせしています」「火の元には気を付けてくださいね~」と言葉をかわし、約1時間の「夜回り」は今宵も楽しく終えることができました。
本日で「春の火災予防運動」は終了しますが、砧の住人の皆様には、引き続き防火防災につとめていただけますようお願いいたします。