山野小学校「みんなに感謝~ごちそうさまの会」5年ぶりの開催!!
平成26年3月8日(土)、山野小学校では開校50周年イヤーを締めくくる記念事業として、山野小学校開校50周年実行委員会と学校協議会の主催で「50周年みんなに感謝~ごちそうさま すいとんの会」を開催いたしました。
これは当時PTA会長だった西村さんの提案で、保護者・地域の大人が協力して「すいとん」を作り、開校50周年に燃えた一年を、全校児童が感謝の気持ちで温かい「すいとん」をいただき、「ごちそうさま」としめくくりたい、という主旨ではじまりました。
私は、西村さんが「先生も子どもも保護者も地域の人も、みんなで同じものを食べる、つまり<ひとつ釜の飯を食べる>というふうにして、子どもたちが、先生や主事さんに感謝、お友だちに感謝、おうちの人に感謝、そして地域の方に感謝ができるようにしたい」と言ったのを覚えていて、その考えに感激して賛同をしたのです。
このイベントは、みんなで食べる汁物を「防災鍋」で作るのです。
約1,000人分の食材を、栄養士の先生のご協力をいただき仕入れて、前日に、地域・保護者・先生方で材料を切って準備をします。
当日は朝早くから「山野おやじネット」のメンバーが防災倉庫から防災バーナーと大きな鍋を出して調理にとりかかります。
第3回目よりメニューが「すいとん」から「豚汁」に代わり、イベントの名称も「みんなに感謝~ごちそうさまの会」となりました。
旧校舎のときは、第一校庭にブルーシートを敷き、そこでクラスごと、学年ごとに食べていました。
改築が始まり仮設校舎での生活になると、第一校庭がほとんど無くなりましたので、両手鍋で「豚汁」を運んで、それぞれの教室で食べるようになりました。
みんな口々に「おいしかった!」「ごちそうさまでした!」と言いながら帰っていきました。
この楽しくてほっこりとするイベントが、令和6年3月9日(土)に、5年ぶりに復活いたしました。
5年ぶりの復活は、なかなか一筋縄ではいかなかったようで、私の後輩のコーディネーターたちはかなり苦労したようです。
このイベントがはじまったときの主旨とは少し離れてしまいましたが、大人が協力して防災鍋で豚汁を作り、感謝の気持ちでみんなで一緒に「豚汁」をいただくことはできました。
「みんなに感謝~ごちそうさまの会」は、今日が本番でしたが、実は昨日の夕刻に家庭科室にて、大勢の先生方、PTAの方、地域の大人が集まって、1,200名分の「豚汁」の材料を切りました。
ものすごい量でしたが、たくさんの手があったので1時間ほどで終了しました。
今朝も午前8時過ぎから「山野おやじネット」を中心に防災バーナーの準備をして、午前11時からの配食に間に合わせるように、3基のバーナーがフル稼働で、おいしい「豚汁」を作り上げました。
長島会長も、4階の2年生の教室まで、豚汁がたっぷり入ったお鍋を運んで協力していました。
今年も子どもたちは「おいしかった!」「もっと食べたかった!」と言いながら帰路についていました。
5年前とおんなじです(笑)
10年前の、このイベントのはじまりを思い出しながら、このページをアップしています。
今日の写真は、長島会長、石井伴映理事、学校支援コーディネーターの前園さんにも協力をいただきました。
皆さん、おいしい豚汁をありがとう!一年間の感謝をこめて…ごちそうさまでした!!