9月の「スタンドパイプ&D型可搬式ポンプ実習会」を開催しました!
砧町町会では、9月8日(日)午前8時30分より、いつものように三峰公園の清掃を行いました。
今朝は無駄口をたたくこともなく、みんなせっせと作業を進めています🧹
そうなんです。
今日はこのあとに9月の「スタンドパイプ&D型可搬式ポンプ実習会」があるのです。
でも、急いでいても「ラジオ体操」は欠かせません。
今朝は「名古屋弁」で「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、マル、ハチ!」と元気に体操をいたしました。
そしてもうひとつ欠かせないのが、三峯神社へのお詣りです。
そのあとは、三峰公園の防災倉庫と町会事務所から軽トラに物品を積み込み、いざ、西山野公園へ!!
西山野公園は山野小学校のならび、谷戸川のほとりにある、とても落ち着いた雰囲気の公園です。
砧町町会では、西山野公園に「スタンドパイプ一式収納箱」を設置させていただいています。
有事のときはここから「スタンドパイプ」を取り出し、すぐ近くの「消火栓」より放水をすることができます。
この夏の酷暑と大雨のためか、西山野公園の木々はと~っても大きくなっていました🌲
今日は、この大きな木々が作ってくれる「木陰」を利用して、参加者の皆さまに集まっていただきました。
実習会が始まる午前10時には、かなり気温があがっていましたので、参加者もスタッフも熱中症にならないように気をつけて行いました。
まず最初に、「スタンドパイプ一式収納箱」の中身の説明、そして「消火栓」のところに移動して、消火栓の蓋の開け方(細心の注意が必要です)、スピンドルドライバー、スタンドパイプのセットの仕方、筒先の接続…と、実際に参加者の皆さまに体験をしてもらいます。
いよいよ筒先を持って、放水の体験をします。
初めて参加された方は、思ったより水の勢いが強いのでとても驚かれます。
これなら、小さな火のうちだったら消し止められるかも、と思っていただけたのではないでしょうか。
大地震での火災では「延焼」がとても怖いですよね。
「延焼」を食い止めて、私たちのまちを守る一助になるのでは、と思います。
いくつかのポイントを押さえておけば、老若男女問わず扱うことができるのが「スタンドパイプ」の良いところです。
今日は「D型可搬式ポンプ」も、役員によるデモンストレーションだけではなく、参加者の皆さまに筒先を持っていただきました。
「D型可搬式ポンプ」は「スタンドパイプ」よりも威力があることを実感していただけたのでは、と思います。
「D型可搬式ポンプ」での放水は、建物の3階くらいまで届くことは、友愛十字会さんとの合同防災訓練のときに体験をしています。
プールや川などから水を吸い上げて放水することができます。
消火栓から水が取れなくなっても、防火水槽やプールなどから吸い上げることができます。
とにかく、このような消火資機材の存在をできるだけ多くの方々に知ってもらうことが、私たちが定期的に実習会をやっている目的なのです。
さらに進んで、消火資機材の操作の方法を覚えてくれる人が増えれば、この地域にとって、それはものすごく大きな「防災力」となります。
少しずつ、少しずつ、です。
次回は12月に開催予定です。
「どんなことをやっているんだろう?」と、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。ぜひぜひ、見にいらしてくださいね。