長月・神無月は「祭りだ、わっしょい!」
お祭りで御神輿をかつぐときのかけ声は地域や神社によってさまざまですが、基本となるのは「わっしょい、わっしょい!」ですよね。
この「わっしょい」というかけ声の由来にはいくつかの説があるそうです。
そのなかのひとつに「和(わ)背負(しょ)う」に由来する、という説があります。
日本は古来から「和」の国であり、人と人、人と自然との関係を大切にする「和」の精神から、信仰の象徴でもある御神輿をかつぐときは、和を背負う、「わっしょい」と、皆で声をかけあった、ということです。
「日本に生まれて、本当に良かった」と思えるお話ですよね😉
神社の例大祭は、早いところでは8月に執り行われますが、砧村の周辺では9月・10月のところが多いようです。
砧村の鎮守「砧三峯神社」では10月6日(日)に例大祭が行われましたが、三峯神社の「神輿会」は、今年も近隣の例大祭のお手伝いに毎週のように出かけていました。
このように、お互いのお祭りに駆けつけて神輿渡御のお手伝いをさせていただき、さらに交流を深めているのですね。
また、砧町町会の長島会長は、9月23日(月)に、成城交通安全協会の島田会長よりお誘いをいただき「八幡社」の祭禮におじゃましました。
こちらの山車はとても立派で、これほど立派なものは世田谷区でもここだけだそうです。
御神輿の一行は、お昼に、島田会長のご自宅で休憩をとります。
そちらではたくさんのごちそうが用意されますが、焼き鳥だけでも、何と1,000本も焼くのだそうです🐔
規模がものすごいですね😲
長島会長は島田会長ご自宅の会議室で、ご来賓やご年配の先輩たちと一緒にごちそうになったそうです💕
大きな山車の屋根に、二人の男性が立って山車が進んでいきます。
さながらドキュメンタリー映画のワンシーンのようです。
地域の方々で大切に守られてきた伝統を感じますよね。
また、9月29日(日)には、小雨の降るなか、「羽根木神社」の祭禮が行われました。
長島会長のご長男が、こちらのお祭りに参加、協力をしています。
「羽根木神社」は祭禮のときに「奉納踊り」を行うのです。
写真にやぐらが写っていたので「えっ?!盆踊り??」とびっくりしました😲
やぐらのまわりには出店もあり、とても良い雰囲気の会場だそうです。行ってみたいですね~
さきに写真を掲載しましたが、喜多見村の氏神様「喜多見氷川神社」の大祭では、10月20日(日)に御神輿巡行がありました。
郷土に残された伝統を、神社と地域が一緒になって守っていく姿に感動します。
人々の生活やお祭りのなかに神仏が根づき、自然に対する敬虔な気持ちをずっと持ち続けることは、容易なことではないかもしれません。
それでも、四季の美しい国に生まれた私たちがこの国を守っていくには、神仏を敬う心を大切にしていくことが肝要だと思います。
地域のお祭りのなかに、神仏を大切にする「和」の心がたくさん感じられ、嬉しい気持ちになりますね😉
「祭りだ、わっしょい!」